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声は正直-1「イメージ」
投稿日2021.11.5
ブログ朗読コラム  

声は嘘がつけない、と、つくづく思うのです。

試しに…

 

A1. 真上を見ながら「地面」

A2. 真下を見ながら「空」

 

と言ってみてください。

今度は、その逆に

 

B1. 真上を見ながら「空」

B2. 真下を見ながら「地面」

と言って、発声の違いを感じてください。

 

・どちらも変化が無かった、と感じる人は常日頃から「声音」「抑揚」に対して気を向けていないか、無造作なのではないかと思われます。

 

Aの言い方は違和感があったと思われる人は、少なからずイメージを持ちながらお話しされている、また、思いが声にすっと乗る人です。

 

「空」や「地面」はほんの一例ですが、

 

「空」=天いっぱいに広がるもの

「地面」=下を這うように続くもの

という認識。

これは、ほぼ共通の見え方ですね。

認識ごと相手に伝えようとするとき、それは無意識にイメージを声に乗せているのなのです。

イメージと反する動作を行いながら声を出せば

「迷っている声」となり、ひいてはイメージをはっきり持たずに朗読している場合、すべて「迷っている声」のままの表現になります。

 

これでは、朗読しているご本人もどうもすっきりしない読後感を持つことになるでししょう。

 

満面の笑顔で憎しみを込めて「あんたなんか嫌い!」

怒った顔で感謝を込めて「とても美味しいです♪」

 

これも…。

うまくできないのではないでしょうか。

(でも…お笑い芸人さんならうまくできそう!)

 

動作同様、表情も声の一部です。

 

裏を返せば、嘘でなければ思いは必ず声に乗ります。「どうやって抑揚をつけるか」などと理屈で考えなくても、イメージがあれば自ずと旋律的なセンテンスとなっているはずなのです。

では、イメージはどう持てばいいのですか?

と問われると、実ははっきりお答えすることができません。

イメージが一体全体どのように創り出されるものなのか、私には分からないからです。

 

私が朗読中に「空」と発するとき、何をイメージしているかと言えば、それはそのときによって違うかもしれません。けれども少なくとも何も感じずに発してはいないと言えます。

例えばそれは、犬を連れての散歩のときにふと見上げた空がうろこ雲いっぱいで、はずんだような気分になった「束の間の童心」とか、飛行機を見て「行ってらっしゃい、良い旅を」と見送った「澄んだ気持ち」とか、ひとりぼっちで見上げたイチョウと一緒に見えた曇り空にとめどなく溢れた「寂しさ」などなど…

そのようなさまざまな心模様が身体には無数に刷り込まれおり、発声する段には「そら」という二音に凝縮されて乗り移るように思います。

 

声は正直−2「承認欲求」

に続きます。

 

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