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朗読におけるキャラクターの作り方ついて
投稿日2021.12.2
ブログ朗読コラムレッスンのこと  

著作には、人物のセリフ、また動物やモノの擬人化されたコトバの会話など、さまざまな「語り口調」が記されています。

 

朗読を習いたての生徒さんから

「声色を使って演じ分けた方がいいですか」

という質問がよくなされます。

 

結論から申しますと

「声色は使っても使わなくてもどちらでもいい」

です。

 

どーでもいい、どっちだっていい!

という意味ではないですよ。

 

つまり一概に言えないということです。

(ついでに申しますと、朗読教室での質問は往々にして答えがかっきり出ないようなものです)

 

朗読に声色を添えるかどうかは、あくまで全体のバランスあってのことです。

例えば一人称だけで綴られる小説や随筆なら声の使い分けは不要なわけですが、終始地語りのナレーションのごとく朗読するのは、どうも私は頂けないと感じます。

 

それじゃ、その一人称「俺、自分、私…etc」の性格が分かるように人物を演じるのか、と云うと、そこがすぐ答えの出ないところです。

その人の抑揚の技量や、使い分ける声質にもよります。

 

成り切ったつもりで嬉々として演じているのも、聴き手から好感は持てません。

 

 

ーーーー「とある誰か」であってほしい、と思います ーーーーー

 

文中から性格の端緒を掴み取り、文の性質や言葉遣いとに矛盾がない人物像を感じさせてもらいたいのです。

いわゆる「キャラ立ち」は、相応のテクニックのいることですから、最初からやろうとしない方がいいでしょう。

むしろ滑稽になってしまいます。

統一した「人格」を持たせてもらいたい。ただし、聞き手の想像力を掻き立てるあそびの部分は残しておいてほしい。

輪郭がぼやけたシルエットのように「とある誰か」をほんのり声に乗せる。

 

その程度が聴きやすいと思います。

 

登場キャラクター(動物、モノ含め)が多いときは、「ガヤ」の役割分担もあります。

それら含め、全てに異なる声色を持たせるというのは、聴き手には少々「圧」を与えてしまう危険があります。

 

キャラごとに声を変える、というよりは、ゆったりした話し方をする、小声で話す、楽しそうに話す、不貞腐れて話す、横柄に話す、など、ちょっとした使い分けをすることで変化を持たせるといい塩梅だと思います。

地の文には、人物を感じさせる文が必ずあるはずです。読込めば自ずと腑に落ちるでしょう。

読み手は、自分の腹の内ではキャラクターの設定がしっかりなされていることは肝心要です。

各々の性格の際立った部分が交叉することで、悲喜交交のストーリーが展開されていくのだということを忘れてはなりません。

 

その上でやり過ぎず、やらな過ぎず、です。

いい塩梅は

自分の朗読を録音しては省みて…

を幾度も重ねることで加減を知ることでしょう。

当然私も勉強の途中です。

一緒に感じましょう。

 

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