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声色
投稿日2017.01.31
朗読コラム  

作品中の会話文や、独白調の文章は、キャラクターごとに声を変えたほうが良いのでしょうか

という質問をよく受けます。

 

ー老人

ー子供

ー男女

ーたぬきさん、きつねさん、ねこさん、かめさん、かえるさん、ライオンさん、、、、、

 

もし、物語にこれだけのキャラがいっぺんに登場して、読み手一人ですべて声色を変えられたら、とても楽しいでしょうね。

ただ、これはできる方とそうでない方がいらっしゃるでしょうし、一般的には非常に難しいことです。

声を変えるには、まず音程(高低)を変化させる方法ありますが、私は音程を極端に変えることは必須ではないと思っており、まあ、少しはできたほうがいいかな、というくらいな考え方です。

ただし、声のモードを変えることは、非常に重要だと考えており、私自身、そのようにモードがカラフルな朗読が好きです。

 

ー言葉を発する際のスピードの緩急

ー声を張る、強める、弱める、震わせる、ささやく、つぶやく

ー申し訳なさそうに言う、思わせぶりに言う、嫌味に言う

ー笑顔で話す、口をとがらせる、泣き顔で話す

 

など、モードの変換法はさまざまですが、特別な鍛錬が必要なことは何もないはずです。

自分が普段使いしている生きた表現、或いは自分の中に隠れている心情をそのまま使えばいいだけです。

…、と言っても、大人になると、それがなかなか難しい訳なのですよね。

分かります!

 

「地の文」と「会話」で、声のモードをほんの少し変えることは、合図としても有効で、聴き手に安心を与えるでしょう。

単調な読み方は、時に作品とマッチしていい味を出すこともありますが、基本的には、聴く人に飽きを感じさせず、多種多様な様相をリアルに届けることが読み手の義務ではないかと私は感じます。

キャラクターは、上記で述べたざっくりとした種別だけでなく、

 

ー気が強い、弱い

ー至って健康、病気をしている

ー体格がいい、スマート、背が高い、小柄

ーお金持ちで位が高い、従順に仕えている

 

なども、細かに演じ分けたほうが、より会話中の言葉に意味を持たせ、物語の進行に聴き手の期待感を促すででしょう。

 

 

また、バックグラウンド以外にも、

怒りに震えている、ふくれっ面、悲しい、切ない、もどかしい、嬉しい、とてつもなくハッピー!

などは、感情による言い回しを意識しなければ、話自体に矛盾さえ生じてしまいます。

 

『……………と、悲しそうに言いました』

『ささやいてこう言いました』

 

 

 

という地の文が前後にあるのに、セリフがちっとも悲しそうな物言いでなかったり、ささやいているように聞こえない声であれば、やはり感じが出ませんね。

これでは聴く人もなんだか居心地が悪いでしょう。

 

朗読稽古屋ことつぎでは、ピアノを使って声の音程に対する意識を向けてもらったり、その場で簡易録音して聴き起こし、ご自身の声の音色を再認識してもらっています。

それぞれの方が、より魅力的な声で朗読ができるよう、ご指導をしております。

 

※このコラムは不定期に更新しています。(定期的になるよう努力中!!)

次回は

「色」「季節感」「明暗」などの表現について記す予定です。

 

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