朗読コラム 朗読コラム

投稿日2017.07.9
朗読コラム  

お陰様で、朗読稽古屋ことつぎには、皆さんが本当にさまざまな動機で朗読を学びにいらしています。

 

体験レッスンで、ときどき、こういうお話を伺います。

職場でのコミュニケーションはメールばかり。社内連絡でさえそう。だから最近は、あまり人と話をしなくなってしまっている。

気がつくと、今日ほとんど喋らなかった。。

 

また、なにかの集まりで、複数の人の前で自己紹介や軽い雑談をするときに、声がうまく出せないことに、最近はじめて気づいた。前はこんなはずではなかった。

もっと届きやすい声にしたい。

 

そのような動機の方も教室にはみえます。

 

 

 

 

「話さない」

でいると、心身にどのような影響があるのでしょうか。

 

私は、できるだけ毎朝、短い初見の文章を声に出して読むのを日課にしています。

口元や頬の筋肉が重く、つっかえたり、言い淀んだりして、少しずつだんだん調子が出てきます。

徐々に舌や頬の緊張感がほぐれ、張りのある音量になってきます。

また、読み始めは文字を追う集中力が散漫なせいで、内容を整理して表現したり、ストーリーに対しての自然な抑揚ができないのですが、そういう時間もやり過ごして読み進めていくうちに、やがて集中力が高まり、眼界が広がるようにもなります。

その頃には、身体が心底目覚めたような気分になります。

 

ところが、喉に違和感があるときや、寝込むほど体調が優れないときは、この日課が果たせません。

そんなとき、レッスンの予定も無いようですと、しっかりとした声をいちにち出さないことになります。

これが三日も続いたら、どうなるかと言うと、たちまち表情筋が思うように上がらなくなり、従って口の開き方が小ぢんまりし、声帯も硬く締まって声が出しにくくなってしまいます。

たった三日でもこうなのです。

ですから、それがもし1ヶ月も続いたら、、、と考えるとちょっとゾッとします。

多分、口角が下がり外見が硬化するのと同時に、換気口が閉ざされたような身体では、心の想いさえも出はいりしにくくなるに違いありません。

しっかり声を出さないと、心身ともに、表情が乏しくなる危険がありますね。

 

そこで、私は毎朝10分程度の朗読は、少々調子が悪くても、必ず行っています。

 

今読んでいるのは、こんなふる〜い本
今読んでいるのは、こんなふる〜い本

 

 

ただ話すだけでいいのか???

 

ふだん、食卓越しに家族にだけ話すような会話は、正しい発声法に着目していないどころか、むしろ声帯に負担をかけて声を出している危険があります。

ボソボソ話すときの声は、思いの外、声帯を絞るように出しているのです。

 

日本人は、本当に小声な方が多いですね。

迷惑をかけないような音量を、みんなでキープしています。

でも、この「小声」が実は、咽頭や声帯に余計な力が入っているのです。

そのままボソボソ喋りを続けていたら、喉の寿命を縮めかねません。

 

 

歌唱力のある人はやっている「鼻腔共鳴(鼻腔共鳴)」で話そう

 

鼻腔共鳴とは、鼻の穴から奥に広がる空洞を響かせて音を出すことです。

簡単に言えば、口を閉じてハミングする時の音ですね。

このとき、鼻の周辺のみならず、頭蓋骨もビリビリくすぐったいくらいに響いていると、音量が上がり、まろやかな音質にもなります。

うまく鼻腔を共鳴させながら発声すると、小声でも喉にばかり負担がかからず楽になる訳なのです。

鼻腔共鳴はわざわざ意識しなくても出来ている方もいらっしゃいますし、特に難しく考えることはありません。

教室で一緒にコツをつかみましょう。

 

 

 

 

歯磨きあとにおすすめ!ウチでもできる口周りのエクササイズ一例(複製を禁じます)

 

 

 

 

身体は繊細な楽器だと思ってください

 

座るときのお尻の付け方、足の置き場、肩甲骨、顎、舌、、、いわば全てが声を出すために必要なパーツです。

声を出すのに必要なのは、喉と口だけだと思っていませんか?

声は「身体」という楽器から発せられる音です。

どうか、大切に正しく使って、それからきちんとメンテナンスもしてください。

 

しっかりとした声を出すこと。

即ちこれは、全身全霊に目を向ける、ということでもあるのです。

 

更に、わたしにとって朗読は、文字を目で追うことにより、脳に覚醒の刺激を与える助けにもなっていると感じるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※このコラムは不定期に更新しています。

 

次回予告

「朗読に『作者の意図は何か?』は大切か」

「朗読するときの声色」

 

などを予定しています。

 

 

 

 

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投稿日2017.05.23
朗読コラム  

 

 

 

 

 

私が思う『文学作品』と『朗読』の関わりには三通りあります。

 

1  文字を追っていただけでは、これと言って感動を見出せなかったのに、声に出して読んでみると、命が芽生えたように訴えかけてくるもの。

 

 

2  黙読して興味深い上、声にすると感ずるところや気づくところが尚深くなるもの。


 

3  作品は面白いのに、声に出してしまうと、持ち味が低下したり異質になってしまうもの。

 

皆さんが、朗読会などを催されるときは、作品の世界観を効果的に分かち合えるモチーフを選ぶことをお勧めします。

 

 

 

 

では、選び方のポイントと、注意点について

 

 

●内容 1 ーたっぷり過ぎは聴き手のストレスです

朗読会に行かれたことのある方から、共通した感想を伺います。

「上手いとは思うけれど、情報量が多すぎてお腹いっぱいになる」

演者数や演し物が多く、それぞれが全て中身の濃い作品だと、聴いている人は鑑賞疲れしてしまうということです。

企画者は、演者数が多いときには骨格のあるしっかりした作品は少数にとどめ、詩や、平たい言葉で書かれた小作品などをバランス良く織り交ぜてはいかがでしょうか。

 

●内容 2 ー理解しやすい作品を

聴く方の鑑賞力にも着目してください。

芸術に精通している方の集まりは別として、趣味の会でのお客様は「朗読」に不慣れだったり、元より、聴いたり観たりすることに馴染みのない方もおられるはずです。

複雑な筋立てや、登場人物が多いような話では、聴いている人はストーリーを追うだけでもアップアップし、楽しんで聴く、ということへのハードルが高まります。

この作品は洒落ていて素敵だとか、こんな奇抜な作品を読んでみたいというオマージュや着眼点は間違いではありませんが、独りよがりな選別になっていないかどうかは考えてみるべきです。

自分が感じた以上のものを聞き手と共有できるかというところにこそ、朗読者の高い意識が必要なのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

●内容 3 ー手垢がついていないものが無難ではあるけれど、、、、

朗読を勉強しているからには、必ず読んでみたい「アレ」のふたつやみっつはあるのではないでしょうか。

ただ、それらは、他の方も既に何回となく演られていないでしょうか。

聴き手に比較する対象があるくらい広く知られた作品を披露するには、かなりの技量や斬新さが要求されるのは覚悟しましょう。

しかしながら「あー、またこれね」と最初から聴く気を減退させてしまう危険があるとは言え、いい意味で裏切って「やっぱり聴いて良かった!」と逆転させられたら、それこそ朗読者冥利に尽きますね。

オーソドックスな作品を朗読するときには、イメージを損なうことなく「自分だけのかくし調味料」を加味してください。

よほどの工夫を凝らすか、もしくは「熟れ(こなれ)感」を出して、安定の朗読をしてもらいたいです。

精進あるのみですね。

 

●内容 4 ー声にすると却って台無しになる作品もある

オノマトペ(擬音語、擬声語、擬態語)を駆使した作品があります。

表現練習の基礎ですから、当教室でも、教材として良く扱います。

ユニークに表現できれば、朗読に音響効果も加わったように立体的な作品になりますね。

 

一方、文字を目で追っていた方が、より奇想天外なオノマトペもあるとも思うのです。

「音=聴覚に訴える」オノマトペ、と「字=視覚に訴える」オノマトペがあり、後者を声に出すと、どんなに頑張ってもひどく貧相で陳腐になるようです。

作者のせっかくの自由奔放で無限な遊び心が、朗読者によってちっぽけなサイズの世界に縮小させられてしまう、と言っても過言ではありません。

朗読で扱うなら、オノマトペに限ってでなく「音」にした時に愉しい響きのある作品を選ぶのがよろしいかと思います。

 

 

 

 

●時間ー長いと集中できません

ビジュアル効果もなく、ひたすら声だけでの表現となると、よほど表現力豊かな演者の朗読であっても、聴き手の集中力が持続するのは、長くて20分くらいが限度かと思います。

また、小説には必ず、山場に移行するまでの「だれ場」があります。

※だれ場=クライマックスシーンまでの伏線や、本筋とは直接関わらない詩的な描写などで、淡々とした部分

もし、だれ場が10分もあれば、現代人のスピード感から鑑みたら、まどろっこしくて居心地悪くなってくるのが、自然でしょう。

いずれは、だれ場を退屈させずにどう聞かせるか、という醍醐味まで学んでほしいですが、人前で発表する際、初心者の方は、声に出して5分から7分くらいの読み物を目処にされるのがよろしいでしょう。

 

練習は、客観性を養うような方法で

本番さながらの朗読風景を記録して、観客の立場でチェックしてください。

スマートフォンの録画機能など、ごく簡易なもので構わないので、できれば映像で振り返るのがいいですね。

再生しながらチェックする際、ただ恥ずかしがって観ていたのでは何にもなりません。最初は誰でも自分の姿を見ることに違和感がありますが、何回もやっているうちに、いずれ抵抗なく、接せられるようになるものです。(録音についても同様です)

 

サークルで練習しているような方達も、発表会のお稽古のときは、本番前にできれば何度かは指導経験のある方に見てもらうことをお勧めします。

指導者からは、自分では気づけない魅力を引き出してもらえるでしょうし、そうなればより満足度の高い会に仕上がることでしょう。

 

 

 

限られた時間の中で、聴き手がフラストレーションなく、安心して楽しめる作品を探すことは、発表者にとって、むしろつらい作業です。

そうやすやすと、全ての条件に当てはまったものは見つからないからです。

けれども、その経験を積むことが、聞き手の心を推し量れる朗読者に、引いては、心に届く朗読ができる人を育てると思っています。

 

 

 

 

 

※このコラムは不定期に更新しています。

 

次回予告

「朗読は身体にいい?」

 

 

 

 

 

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投稿日2017.03.9
朗読コラム  

日常から声はごくあたりまえに出していても、それが身体想いの発声法かどうかはあまり深く考えていないのではないでしょうか。

それが普通ですよね。

ところが、声を出す職業の方は、その商売道具をそれはそれは大切になさっているに違いありません。

「声」は、たいへんデリケートなものです。

 

作品には長短があるので、一概に何分という朗読の平均時間はありませんが、例えば、ことば数が比較的少ないような絵本のよみきかせであっても、読了に7〜8分以上かかるものは多くあります。

読むうちに声帯に負担がかかり、途中からかすれ声になってしまう、、、というお話はよく伺います。

教室にいらしたばかりの頃の皆さんの声を聞いていると、喉をしめつけ、絞るような声を出す方が多くいらっしゃることに気づきます。

 

私たち日本人は、他国の方に比べ、特に声が小さい(弱い)ですよね。

身体能力によるところもあるでしょうが

「大きな声で喋らないこと!」

と、かなり小さい頃から躾けられて来ていますものね。

殊に女の人はそうではないでしょうか。

 

日本は島国だから。。。などというDNA論もありそうですが、理由はともあれ体育会系の部活動や、演劇や歌唱の心得がある方など例外をのぞき、大音量の声を出したことのない方のほうが圧倒的に多いのでは、と感じます。

 

朗読をする時、演劇のように「張る」声を出す必要はありませんが、ただ、いつも家族やお友達と食卓越しにお話するときよりは、ほんの少し遠い距離を意識した、通る声が欲しいものです。

単に大きな声を出そうとしても、その習慣のない方には、ただただ喉を振り絞るような、逆に哀れな声になってしまうことが多々あります。

 

 

 

 

声は、どこか一つだけ鍛えれば出やすくなるものではないのです。

いわば、頭のてっぺんから足のつま先まで、アプローチが必要です。

とは言え、難しいテクニックは一切必要ありません。

それでも、重心の置き方、脱力する部分と、引き締める部分の意識づけ、姿勢、口の開け方、などパーツごとに、丁寧な心がけをすることは重要です。

 

 

 

 

 

また、心身がリラックスしていない状態や、寒さなどで冷えた身体では、本来、声を出す準備すらできていません。

 

まずは、身体を温める。

これは何より大変重要なことです。

首をぐるぐる大きい円を描いて回し、深い呼吸をほんの1分くらい行うだけで、身体がポカポカしてまいります。

 

 

 

無理のない軽いストレッチで十分ですので、声を出す前には、必ず行ってください。

レッスンでは、身体を温める体操や、声帯の広げ方などもご指導しております。

朗読をされる方も、そうでない方も、身体の深いところから、声を出すコツを覚えて、声帯をいつまでも若く保ってくださいね。

 

 

 

※このコラムは不定期に更新しています。

 

次回予告

「朗読は『作品選び』からはじまっている」

 

 

 

 

 

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投稿日2017.02.22
朗読コラム  

「赤」「青」「白」

それぞれ聴いている人に色が見えてくるように言い分けてください。

そう申し上げたら、驚かれるでしょうか。ちょっと難しいように思うかもしれません。

でも、それは、難しいと思う心が困難にさせているだけで、本当はごく自然に出来てしまうことなのです。

声は嘘がつけません。

試しに、黒いものを見ながら「わあ、これ真っ白ね」と言ってみてください。

或いは、上を向いて「下」と言ってみてもいいです。

 

何だか嘘を言っている気になりませんか?どことなく気持ち悪くなるような。

出す声にも自信がなくなりますね。

どう表現してよいか分からずに音読していると、こうした「自信なげな声」になります。

嘘はついていないかもしれませんが、真実も言っていない訳ですね。

真に迫る表現がしたければ、その逆をすれば良いのです。

赤いものなら赤い色をリアルに思い浮かべます。

そして、思い浮かべたまま声に出すだけのことです。

「遠い山」であれば、距離や高さをうまく感じられれば、自ずと力強く「感じている声」になるというものです。

 

 

「寒さ」「暑さ」は、色のように脳裏に見る感覚とは違いますね。

今度は、「体感」や「体験」を思い出す感覚です。

寒い、暑いには、たいていちょっとした「苦」が伴うこともありますね。

物語の進行によっては、厳しい気候が登場人物を更に不幸や悲劇に導くこともしばしばあります。

そんなとき「サムイ」「アツイ」と事もなげにさらっと言ってしまったのでは、話の展開に何のエッセンスも混じり合いません。

寒くて心細かったこと、暑くてけだるかったこと、そんな気分の記憶を呼び起こして、登場人物のゆく末を共感しましょう。

 

「涼しい」「明るい」という概ねポジティブを感じさせる情景には、声ににこやかさが加わるといいですね。

では、反対語はそっくりそのまま正反対の表情を加えればいいかと言うと、そうとも言い切れません。

「暗い」「薄暗い」などという形容からは、ひっそりしたさまや、落ち着きのある静けさが感じ取れる反面、ときに不気味さや、並々ならぬ悲壮感など、背景に流れるストーリーによって、ムードを高度に読解する必要があり、一通りではない場合もあります。

たとえ迷ったとしても、落ち着いた気持ちで、何度も声に出して読むことで、字面だけでは気づかなかったことが見えてくるものです。

 

グループレッスンでは、他の方の読み方を聴くことにより、さまざまな解釈に出逢えるという利点があります。

初心者の方は、マンツーマンとグループレッスン、程よく使い分けてレッスンなさることをお勧めします。

 

 

 

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※このコラムは不定期に更新しています。

次回は

「声の出やすい体に整えてから発声する」ことの大切さに触れたいと思います。

 

 

 

 

 

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投稿日2017.01.31
朗読コラム  

作品中の会話文や、独白調の文章は、キャラクターごとに声を変えたほうが良いのでしょうか

という質問をよく受けます。

 

ー老人

ー子供

ー男女

ーたぬきさん、きつねさん、ねこさん、かめさん、かえるさん、ライオンさん、、、、、

 

もし、物語にこれだけのキャラがいっぺんに登場して、読み手一人ですべて声色を変えられたら、とても楽しいでしょうね。

ただ、これはできる方とそうでない方がいらっしゃるでしょうし、一般的には非常に難しいことです。

声を変えるには、まず音程(高低)を変化させる方法ありますが、私は音程を極端に変えることは必須ではないと思っており、まあ、少しはできたほうがいいかな、というくらいな考え方です。

ただし、声のモードを変えることは、非常に重要だと考えており、私自身、そのようにモードがカラフルな朗読が好きです。

 

ー言葉を発する際のスピードの緩急

ー声を張る、強める、弱める、震わせる、ささやく、つぶやく

ー申し訳なさそうに言う、思わせぶりに言う、嫌味に言う

ー笑顔で話す、口をとがらせる、泣き顔で話す

 

など、モードの変換法はさまざまですが、特別な鍛錬が必要なことは何もないはずです。

自分が普段使いしている生きた表現、或いは自分の中に隠れている心情をそのまま使えばいいだけです。

…、と言っても、大人になると、それがなかなか難しい訳なのですよね。

分かります!

 

「地の文」と「会話」で、声のモードをほんの少し変えることは、合図としても有効で、聴き手に安心を与えるでしょう。

単調な読み方は、時に作品とマッチしていい味を出すこともありますが、基本的には、聴く人に飽きを感じさせず、多種多様な様相をリアルに届けることが読み手の義務ではないかと私は感じます。

キャラクターは、上記で述べたざっくりとした種別だけでなく、

 

ー気が強い、弱い

ー至って健康、病気をしている

ー体格がいい、スマート、背が高い、小柄

ーお金持ちで位が高い、従順に仕えている

 

なども、細かに演じ分けたほうが、より会話中の言葉に意味を持たせ、物語の進行に聴き手の期待感を促すででしょう。

 

 

また、バックグラウンド以外にも、

怒りに震えている、ふくれっ面、悲しい、切ない、もどかしい、嬉しい、とてつもなくハッピー!

などは、感情による言い回しを意識しなければ、話自体に矛盾さえ生じてしまいます。

 

『……………と、悲しそうに言いました』

『ささやいてこう言いました』

 

 

 

という地の文が前後にあるのに、セリフがちっとも悲しそうな物言いでなかったり、ささやいているように聞こえない声であれば、やはり感じが出ませんね。

これでは聴く人もなんだか居心地が悪いでしょう。

 

朗読稽古屋ことつぎでは、ピアノを使って声の音程に対する意識を向けてもらったり、その場で簡易録音して聴き起こし、ご自身の声の音色を再認識してもらっています。

それぞれの方が、より魅力的な声で朗読ができるよう、ご指導をしております。

 

※このコラムは不定期に更新しています。(定期的になるよう努力中!!)

次回は

「色」「季節感」「明暗」などの表現について記す予定です。

 

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