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投稿日2021.08.3
ブログ日々のこと  

暑中お伺い申し上げます

 

常日頃お世話になりありがとうございます。

酷暑に感染拡大の心配が重なり、かつて経験したことのない厳しい夏を迎えました。

どうか皆さま、くれぐれもご自愛専一にお願いいたします。

 

〜*〜*〜*〜

出かける時は

忘れずに!

〜*〜*〜*〜

 

7月22日、海の日。

15時半。

16時からのzoom朗読レッスン前に少し休憩がとれたので、この間に郵便を投函しようと、家から100メートルほど先のポストまで歩きました。

家人は在宅ワークで2階におりましたが、特に声もかけず、いつもの癖でサンダル履きのままふらっと表に出ました。

外はうだるような炎天。

いざ投函しようとすると、目の前にかなり高齢の婦人が手押し車を持ったまま佇んでいます。

車通りがそこそこある、狭い歩道です。

 

認知症を患っているのかもしれないと思い

「ずいぶん暑いですね。どこまで行きますか」

と、それとなく声をかけると、

「そこまで買い物に出たけど、やってなかったの」

その日、今年に限り祝日になったことを、彼女は知らなかったのでしょう。

額は汗だらけで、しかもマスクをしていますから苦しそうです。

 

自宅を尋ねると、その場から200メートルほどのところです。

ごく普通に歩けば3分もあれば行ける距離です。

しかし、婦人はもう一歩踏み出すにもよろけるくらいでした。

 

ほんの少し私の家の方が近いので

「私の家で、お水を飲んで少し休みましょう」

と誘いますが、当然のことながら不審に思ったらしく、

「ううん」

と首を横に振られました。

それじゃ、そこの公園の木陰で一旦座りましょう、と誘うもこれも断られました。

「お家の人に電話をしましょう」

と言うと

「お嫁さんに黙って出て来たの。叱られる」

……あらゆる点で、無理強いはできません。

しかし私の思考も八方塞がりに。

あまりに暑いせいか、人ひとり歩いていません。

車は通りますが、急に止まってもらうには危ないところです。

私といえば、見事なくらいの無手と来ています。

お財布も電話もお水も、ハンカチすら持っていません。

 

そういう間にも婦人はヨロヨロと歩こうとするのですが、その歩みはとてつもなくゆっくりです。

このペースでよくここまで歩いて来られたな、と却って感心するくらいでしたが、ひょっとすると往路は悠悠としていたものの、あてにしていたお店が休みでがっかりし、急に力が抜けたのかもしれません。

ちょっと触れた身体は、熱く火照っています。

倒れないかしら。

心配でした。

 

「とにかくお宅までお送りします」

やはり相当困り果てていたらしく、そう言うと少しほっとしたようでした。

重い足を引きずりながら、五、六歩進むと、休憩。

その繰り返しで、二十分ほどかけ、ようやく半分まで到達。

 

二車線の道から住宅街に折れることができたところで、人の姿がちらり見えました。

私は、50メートルほどさきの民家から出て来た男の人に向かって

「あのー!おそれいりますー!!助けていただけますかー!!!」

と叫びました。

こういう時、声が大きいのだけは役立ちます。その人はこちらを見てくれました。

婦人の家は、もうそこから100メートルほど。けれども、歩みはどんどん辛そうになっています。

男の人に事情を話すと、すぐに合点し、室内の奥様に声をかけてくれました。奥様はお家からコップ一杯の水を持って来て、婦人に飲ませてくれました。

そして、そこからは車に乗せてもらうことができました。

 

「お名前は?」

「お年は?」

「住所は?」

 

こちらの問いかけすべてにスラスラ答えられたので、まずは安心し、まっすぐお宅にお連れすることにしました。

 

さてさて、見ず知らずの人のお世話になって無事家までお送りできましたが、現在時刻が分からない。

皮膚感覚では、30分以上経っています。朗読レッスン開始の時間が過ぎているに違いありません。

案の定、家に帰ると16時15分でした。

200メートルに約40分かかったわけです。

 

「連絡もせず遅れてごめんなさい!」

「いいんです、先生が熱中症になって倒れてでもいらっしゃるかと思い、心配していました」

優しい生徒さんです。

こうしていつも誰かに助けられています。

ご婦人は今冬97歳になるそうです。

 

※※※※

教訓!

(専ら自分への)

※※※※

不測の事態に備え、どんなに近い外出でも、かならず携帯電話とお財布は持ちましょう!

 

あ、そうそう。

ちなみにこのご婦人は翌日、実のお嬢さまとご一緒に、我が家を探し当ててご挨拶に来てくださいました。

お送りしたあとも案じておりましたが、ご無事で本当によかったです。

 

୨୧・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧

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