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投稿日2022.01.16
ブログおすすめの本散策  

我が国の遠い昔の禍いについて少しずつ書き出してみます。

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日本書紀 巻第五

御間城入彦五十瓊殖天皇

(みまきいりびこいにゑのすめらみこと)

崇神天皇(しうじんてんわう)

✳︎現代においては「すじんてんのう」と発音

(開化天皇9年または10年 – 崇神天皇68年12月5日 ✴︎古墳時代)

 

 

岩波文庫 日本書紀(一)より引用

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…五年に、国内(くにのうち)に疾疫(えのやまひ)多(おほ)くして、民死亡れる者有りて、且大半ぎなむとす。

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(訳)

五年、国内が疫病にが大流行し、民の死者は半数に及ぶほどであった。

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翌年には、土地を離れ何処ぞへ行ってしまう農民や、反逆者の数が勢いを増し、国を治めることが困難だったとの件があります。

そこで、神祇(アマツカミクニツカミ=天つ神と国つ神=すべての神)に一日中祈りを捧げたり、天照大神、倭大國魂(やまとのおおくにたまのかみ)の二神を祀ったりもしたとあります。

それでも禍が消えることがなかったので、いよいよ八十万(やおよろず)の神々を集めて占いをしました。

 

幾度かの夢見のお告げや占いの結果、

 

十一月(しもつき) の丁 卯 (ひのと の う)の 朔 己 卯 の (ついたち つち の と の うの ひ)

 

〜11月13日のこと(注:「丁卯朔己卯」は暦法に当てはまらないため誤記で正しくは「壬申朔丁卯」と解釈されている。それによれば11月8日となり、五日の差がある)〜

 

祭神に供物をさせ、大物主大神(おほものぬしのおほかみ)祀る祭主に大田田根子(おおたたねこ)を選定し、天社(あまつやしろ=天つ神を祀る社)、国社(くにつやしろ=国つ神を祀る社)及び、神地(かむどころ=神の料田?)、神戸(かむべ=神社に充てられた民戸。令制の神戸の全身?)と定めた。

すると、疫病は収まり、国がようように鎮まる。

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是(これ)に疫病(えのやまひ)始めて息(や)みて、国内(くにのうち)漸(やうや)く謐(しづま)りぬ。五穀(いつつのたなつもの)既に成(みの)りて、百姓(おほみたから)饒(にぎは)ひぬ。

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また、巻第二十の「便達(びだつ)天皇」(538年〈宣化天皇3年〉 – 585年9月14日〈敏達天皇14年8月15日〉*生誕日不明)にも「天然痘罹患者」についての件があります。

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天皇(すめらみこと)、任那(みまな) を建てむことを思ひて、坂田(さかた)の 耳子(みみこ)の 王(おほきみ)を差して使(つかひ) とす。此の時に属(あた)りて、天皇と大連(おおむらじ)と、 卒(にはか) に瘡患(かさや)みたまふ。故果(かれはた)して遣さず。橘(たちばなの) 豊日皇子( とよひのみこ)に詔(しょう)して曰(のたま)はく、「孝天皇(かぞのきみ)の 勅 (みことのり)に違(たが)ひ背くべからず。任那の政(まつりごと)を勤(つと)め修(おさ)むべし」とのたまふ。又(また) 瘡(かさ)発( い) でて死(みまか)る者、国に充盈(み) てり。其の瘡を患(や)む者言はく、「身、焼かれ、打たれ、摧(くだ)かるるが如し」 といひて、啼泣(いさ)ちつつ死(しぬ)る。 老(おいたる) も少(わかき)も竊(ひそか)に相語(あひかた)りて曰(い)はく、「是、仏像焼きまつる罪か」 といふ。

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疱瘡(天然痘)で死ぬ者が国中に満ち満ちていたようです。

敏達天皇の死も天然痘が原因と言われています。
罹患者は

「身が焼かれ、打たれ砕かれるように痛い」

と泣き叫びながら死にゆくのです。

人々は

「これは仏像を焼いた罰があたったのだろう」

と噂し合ったようです。

 

以下wikipediaからコピー

仏教政策

敏達天皇は廃仏派寄りであり、廃仏派の物部守屋と中臣氏が勢いづき、それに崇仏派の蘇我馬子が対立するという構図になっていた。崇仏派の蘇我馬子が寺を建て、仏を祭るとちょうど疫病が発生したため、敏達天皇14年(585年?)に物部守屋が天皇に働きかけ、仏教禁止令を出させ、仏像と仏殿を燃やさせた。その年の8月15日(585年9月14日?)病が重くなり崩御(なお、古事記では没年は584年とされている)。仏教を巡る争いは更に次の世代に持ち越された。皇太子はおらず、崩御の翌月の敏達天皇14年9月5日(585年10月3日?)、異母兄弟の大兄皇子(日本書紀の表記による)が用明天皇として即位した。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%8F%E9%81%94%E5%A4%A9%E7%9A%87

 

ふむふむ…

こじつけや、根も葉もない噂をするのは、人類誕生以来のものなのでしょうか。

迷信だと半信半疑でも、ついつい縁起をかついでしまうのも人情ですね。

でも、皆さん、コロナに関しては怪しい予言めいた話に惑わされませんように!

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津波のニュースに驚いています。

ウィルスの心配だけでなく、天災も、とは。

心が痛みます。

現地の人々は不安な一夜でしたね。

 

私は、昨日、通院のため今年になりはじめて電車に乗りました。

その後は、診療所から徒歩10分の墓所にお墓参り。

出たついでに買い物もしたいと思いましたが、自粛しました。

せめて写真だけ…。

 

今年も辛抱の一年になりそうですね。

なるべく落ち込まないように皆で励まし合って元気でいましょうね。

 

銀座松屋通りの歩行者天国

 

 

和光 2022寅

 

 

築地本願寺

 

 

改修中の様子はまるで出初式を見るよう

 

 

親鸞聖人の時代にも疫病や飢饉がありました。

その話題はまたいずれ。

 

お話変わって…

新橋経由で銀座へ行くことが多いのでJRの「新橋」の車内アナウンスのイントネーションが気になりすぎてブルーになっています。

シ\ンバシ

以外あり得ないと思っていましたが、これも時流でしょうか。

聞かぬが花…。

投稿日2022.01.10
ブログ  

歳が明け

思った通り…

ウィルス感染の推移が思わしくありませんね。

人は動くものですからしかたありません。

あくまで粛々と地道な予防を続けてまいりましょう。

せめてことつぎの皆さんは、偏見や差別的な眼を持ったり「レッテル貼り」をせずに真っ直ぐな精神でいられますように。

 

日本赤十字社がかねてより発信している

「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!

〜負のスパイラルを断ち切るために〜」

という読み物をご紹介します。

 

画像をクリックしてください ↓

情報を選び、どうか自分自身の心を研ぎ澄ましてください。

 

先日は首都圏にも雪が降りましたね。

犬は足の裏が冷たくないのかしら。

大喜びでした。

それを見ていたら私も嬉しくて心が晴れ、せっせと家の周りを雪かきしましたよ。

翌日以降の御足下が悪い中、おいでくださった生徒さま、お礼申し上げます。

 

 

 

新しくご受講をお考えの方へ

現在感染防止のため、教室内でもいろいろ制約がありますし、集団のお稽古や催しは行っておりません。

それでもよろしいようでしたら、まずはご一報ください。

メールには必ず、初回レッスンの

ご希望の日時や曜日

を書いてくださいね。

どうぞ宜しくお願いします。

 

投稿日2022.01.4
ブログ読書感想  

 

平素よりことつぎをご愛顧くださるみなさまには旧年もお世話になり、ありがとうございます。

 

 

ひきつづき感染症の心配だけでなく、昨年国内だけでも悲しい出来事や事件が多く何かにつけ悲しみに暮れました。

時世が身に染み、改歳もこれと言って心が晴れるようなことはありません。

生徒のみなさまも各々事情や心配ごとを抱えていらっしゃることは、日頃のお話でよく承知しており、同様のご気分であったのではと拝察いたします。

しかしながら、その分、穏やかなひとときのなかで、さぞ命の洗濯が適ったのではとお喜び申し上げます。

 

私の年末年始は…

読書や自宅で古い映画を観返したりといった平凡なことばかりしておりましたが、お陰さまで思索に耽ることができました。

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平野正章(後年筆名を「雅」明と改名)さんの訳した「典座教訓・赴粥飯法」(昭和四十八年九月十五日 徳間書店発行)のまえがきに、このような一節があります。

 

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引用はじめ

……(略)

そんなある日、徳間書店より「現代人のための古典シリーズ」の一冊として『典座教訓』『赴粥飯法』の現代語訳をするようお誘いを受けた。正直いって、ためらいが先にきた。わたしごときの力では、道元禅師の文章は歯がたたない。断ろうかどうしようかと考えているうちに杉村楚人冠の箴言めいた一文にぶつかった。

「新聞記者は物を知っているから書くのでなく、書くから知るのである」。

このことばに励まされて、ようやく、ためらいは消えた。ともかく書くことによって、教えをいただこうと覚悟をきめた…(後略)

引用おわり

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いま、まさに私はこのような境地です。

朗読をよく知っていたというより、教室をひらき、朗読を知りました。

朗読稽古屋ことつぎは、教室を開いて八年を迎えることになります。

その間、私にとってもさまざまなことを学ぶ日々でありました。

今後は、その経験を活かし、より一層朗読者としての精神性を高めたいと存じます。

これからも、ともに歩み、成長を喜びとして、ともに分かち合えますように。

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▼典座教訓(てんぞきょうくん)

道元禅師の書。禅宗の役職のひとつである食を司る「典座」(てんぞ)の心構えを説いたもの。

 

▼赴粥飯法(ふしゅくはんぽう)

おなじく道元禅師書。僧の食事作法などについて。

 

▼道元(1200-1253)

鎌倉時代の禅僧。日本における曹洞宗の開祖。永平寺(福井県)開山。

仏教思想の大著「正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)」を20年以上の歳月をかけ執筆した。

 

▼平野雅明(1931-2008)

食物史家。北大路魯山人に師事した。

 

▼杉村楚人冠(すぎむらそじんかん)(1872-1945)

新聞記者、随筆家。

 

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朗読稽古屋ことつぎ ~ウエムラアキコの朗読教室~

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