春とともに、ウチにあしながおじさんが訪れました。
朗読教室の看板をご覧になったご近所のSさんが
これらの朗読や落語のCDを全て教室に寄贈くださいました。
終活のため、身辺を軽くしているとおっしゃるSさん。
うちで箪笥の肥になるより、そちらで活用くださる方が有難いと言ってくださいました。
教室では使い勝手良くライブラリーにして、必要な方に音源をお貸しできるように準備致します。
春とともに、ウチにあしながおじさんが訪れました。
朗読教室の看板をご覧になったご近所のSさんが
これらの朗読や落語のCDを全て教室に寄贈くださいました。
終活のため、身辺を軽くしているとおっしゃるSさん。
うちで箪笥の肥になるより、そちらで活用くださる方が有難いと言ってくださいました。
教室では使い勝手良くライブラリーにして、必要な方に音源をお貸しできるように準備致します。
いよいよ一週間後に迫りました!
今日はこれから全楽師匠と最後の打ち合わせです。
3月25日(土)14:00から
久が原会館で、久が原の落語家さんのトークと落語が聴けます。
お持ち帰りレジュメ、お茶とお茶菓子付きです。
お着物を着て来られたら、高座に上がって記念写真も撮れますよ。
出囃子に乗って高座に上がったり、お蕎麦のすすり方、お茶やお酒の飲み方、などなど、噺家体験してってください。
楽しい会にするよう精一杯努めます。
いっぱいのお運びを心よりお待ちしております!
2016年冬『朗読稽古屋ことつぎ』に集った表現者11人にと私ワケイシヲリよる
「朗読ユニット・ランプ座」
を立ち上げました。
今後、大・小公演を企画しており、随時、このページで告知いたします。
◎ランプ座は琴組・月組のふたつのグループで構成されています。
ーーー琴組ーーー
☆朗読、もしくはその他の表現活動(演劇の勉強など)をはじめ、概ね5年以上経過している者
☆語り、舞、音楽のたしなみのある者
ーーー月組ーーー
☆声の仕事のプロを目指す者
☆美術系の仕事に長けている者
※ランプ座で一緒に表現活動をしたい方は、ご一報ください。
ただし、面談と実技テストにより、ご期待に添えない場合もございます。
いいね!のご協力をお願いします!
ランプ座 のFacebook
https://www.facebook.com/neolampza/
朗読稽古屋ことつぎ のFacebook
https://www.facebook.com/roudoku.kototsugi/
3月25(土)14:00〜16:30
久が原在住の噺家さん三遊亭全楽師匠のトーク講座&落語会を行います。
終了後、アットホームな居酒屋『梅さん』にて、全楽師匠を囲んで打ち上げを行います。
別途会費:3500円(飲食代)
参加には事前予約が必要です。
私は昨夜、梅さんで予習しましたよ
(いくらなんでも、これ全部ひとりで食べたんじゃないですよ!)
何と言っても、お母ちゃんの手料理 鳥の唐揚げがオススメです!
ワイワイ楽しみましょう!
◎お申し込み、お問い合わせは、ワケイシヲリまでメッセージをくださいませ。
昨年の9月から、大田区が運営しているシニアの方たちが集う場所での朗読クラスを、月二回、半年間依頼されていました。
そこでは19名の60代から80代の方々が、いつも出席率良く参加してくださっていました。
大半の方が、最初は声に緊張があって、読んで頂いても聞き取りにくい場面もありましたが、5回目くらいからだったでしょうか、その頃から皆さんの声がたいへん通るようになりました。
朗読クラスでは、「準備運動」「発声練習」「外郎売(滑舌練習)」「スピーチ」などの体験と「詩」「童話」「新聞のコラム」「エッセイ」などを時間の許す限り朗読してもらいました。
1時間半という限られた時間の中でしたから、19名の方になるべくたくさんの作品に触れてもらえるよう、教材づくりに努力してきたつもりです。
大勢いらっしゃると、当然細かいご指導まではできないのですが、それでも他の方の読み方が参考になったり、勢いになったりして、皆さんの読み方はどんどん生き生きと表情豊かなものになっていき、その様子は大勢でのレッスンならではのもでした。
時には、「読む」ことだけでなく、作品への感想を思い思いに語って頂いたり、ご自分のことについてお話いただくこともありました。
そうこうしているうちに、打ち解け、心が通い合い、当初は、声を出すことで皆さんが元気になってくださるといいな、という気持ちだったのが、知らず知らず私が元気をもらうようになり、月二回、皆さんのお顔をみることがたいへん楽しみになってまいりました。
前回は受講者さんからのリクエストで
茨木のり子「わたしが一番きれいだったとき」
を読んでもらいました。
読後、お一人ずつに
「ご自身がいちばんきれいだったときはいつでしたか?」
と質問しました。
すると、ほとんどの方が
「今だと思います」
とおっしゃいます。
そして
「色々ありましたが、今がいちばん幸せだからです」
と、ほぼ、皆さんが等しく言われました。
誰ともなしに、ひとりひとりのお答えに拍手が沸きました。
私は、それぞれの方の人生の重さを感じ、同時に、本当に皆さん「きれい」だな、と、胸が熱くなりました。
60年以上生きてこられた方々には、たくさんの抱えきれないご苦労があったに違いありません。
それなのに、笑顔を絶やさないで前を向いている。
それこそが真の「きれい」なのだと心から思いました。
人生の先輩に半年間励まされ、改めて、朗読で大切なのは、人の心を深く知ることだと思い知りました。
作者の代弁者、語り部である以上、物語の心が理解できずに聞き手に届けることはできません。
朗読の勉強は、優しさの勉強なのですね。
まだまだ私にも努力が必要です。
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