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投稿日2017.03.11
日々のこと  

昨年の9月から、大田区が運営しているシニアの方たちが集う場所での朗読クラスを、月二回、半年間依頼されていました。

そこでは19名の60代から80代の方々が、いつも出席率良く参加してくださっていました。

大半の方が、最初は声に緊張があって、読んで頂いても聞き取りにくい場面もありましたが、5回目くらいからだったでしょうか、その頃から皆さんの声がたいへん通るようになりました。

 

 

年末のレッスン風景 ふたつのグループに分かれて、それぞれに群読の発表をしてもらいました

 

 

 

朗読クラスでは、「準備運動」「発声練習」「外郎売(滑舌練習)」「スピーチ」などの体験と「詩」「童話」「新聞のコラム」「エッセイ」などを時間の許す限り朗読してもらいました。

1時間半という限られた時間の中でしたから、19名の方になるべくたくさんの作品に触れてもらえるよう、教材づくりに努力してきたつもりです。

大勢いらっしゃると、当然細かいご指導まではできないのですが、それでも他の方の読み方が参考になったり、勢いになったりして、皆さんの読み方はどんどん生き生きと表情豊かなものになっていき、その様子は大勢でのレッスンならではのもでした。

 

時には、「読む」ことだけでなく、作品への感想を思い思いに語って頂いたり、ご自分のことについてお話いただくこともありました。

そうこうしているうちに、打ち解け、心が通い合い、当初は、声を出すことで皆さんが元気になってくださるといいな、という気持ちだったのが、知らず知らず私が元気をもらうようになり、月二回、皆さんのお顔をみることがたいへん楽しみになってまいりました。

 

前回は受講者さんからのリクエストで

茨木のり子「わたしが一番きれいだったとき」

を読んでもらいました。

読後、お一人ずつに

「ご自身がいちばんきれいだったときはいつでしたか?」

と質問しました。

すると、ほとんどの方が

「今だと思います」

とおっしゃいます。

そして

「色々ありましたが、今がいちばん幸せだからです」

と、ほぼ、皆さんが等しく言われました。

誰ともなしに、ひとりひとりのお答えに拍手が沸きました。

私は、それぞれの方の人生の重さを感じ、同時に、本当に皆さん「きれい」だな、と、胸が熱くなりました。

60年以上生きてこられた方々には、たくさんの抱えきれないご苦労があったに違いありません。

それなのに、笑顔を絶やさないで前を向いている。

それこそが真の「きれい」なのだと心から思いました。

 

人生の先輩に半年間励まされ、改めて、朗読で大切なのは、人の心を深く知ることだと思い知りました。

作者の代弁者、語り部である以上、物語の心が理解できずに聞き手に届けることはできません。

朗読の勉強は、優しさの勉強なのですね。

まだまだ私にも努力が必要です。

 

 

 

 

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投稿日2017.03.9
朗読コラム  

日常から声はごくあたりまえに出していても、それが身体想いの発声法かどうかはあまり深く考えていないのではないでしょうか。

それが普通ですよね。

ところが、声を出す職業の方は、その商売道具をそれはそれは大切になさっているに違いありません。

「声」は、たいへんデリケートなものです。

 

作品には長短があるので、一概に何分という朗読の平均時間はありませんが、例えば、ことば数が比較的少ないような絵本のよみきかせであっても、読了に7〜8分以上かかるものは多くあります。

読むうちに声帯に負担がかかり、途中からかすれ声になってしまう、、、というお話はよく伺います。

教室にいらしたばかりの頃の皆さんの声を聞いていると、喉をしめつけ、絞るような声を出す方が多くいらっしゃることに気づきます。

 

私たち日本人は、他国の方に比べ、特に声が小さい(弱い)ですよね。

身体能力によるところもあるでしょうが

「大きな声で喋らないこと!」

と、かなり小さい頃から躾けられて来ていますものね。

殊に女の人はそうではないでしょうか。

 

日本は島国だから。。。などというDNA論もありそうですが、理由はともあれ体育会系の部活動や、演劇や歌唱の心得がある方など例外をのぞき、大音量の声を出したことのない方のほうが圧倒的に多いのでは、と感じます。

 

朗読をする時、演劇のように「張る」声を出す必要はありませんが、ただ、いつも家族やお友達と食卓越しにお話するときよりは、ほんの少し遠い距離を意識した、通る声が欲しいものです。

単に大きな声を出そうとしても、その習慣のない方には、ただただ喉を振り絞るような、逆に哀れな声になってしまうことが多々あります。

 

 

 

 

声は、どこか一つだけ鍛えれば出やすくなるものではないのです。

いわば、頭のてっぺんから足のつま先まで、アプローチが必要です。

とは言え、難しいテクニックは一切必要ありません。

それでも、重心の置き方、脱力する部分と、引き締める部分の意識づけ、姿勢、口の開け方、などパーツごとに、丁寧な心がけをすることは重要です。

 

 

 

 

 

また、心身がリラックスしていない状態や、寒さなどで冷えた身体では、本来、声を出す準備すらできていません。

 

まずは、身体を温める。

これは何より大変重要なことです。

首をぐるぐる大きい円を描いて回し、深い呼吸をほんの1分くらい行うだけで、身体がポカポカしてまいります。

 

 

 

無理のない軽いストレッチで十分ですので、声を出す前には、必ず行ってください。

レッスンでは、身体を温める体操や、声帯の広げ方などもご指導しております。

朗読をされる方も、そうでない方も、身体の深いところから、声を出すコツを覚えて、声帯をいつまでも若く保ってくださいね。

 

 

 

※このコラムは不定期に更新しています。

 

次回予告

「朗読は『作品選び』からはじまっている」

 

 

 

 

 

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投稿日2017.03.8
お知らせことつぎグループレッスン  
3月17日のグループレッスンに、某テレビ局職員の見学がございます。
事前に参加人数を把握しておりますので、エントリーしてください。
参加者のプライバシーがおかされることはありませんが、見学者が同席することを予めご了承の上で参加をお願いします。
投稿日2017.03.6
ブログ管理者メモ  

このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパスワードを入力してください。

投稿日2017.02.28
お知らせスケジュール  

いつも朗読稽古屋ことつぎのHPをご覧くださり、誠にありがとうございます。

レッスンの予約時にはレッスンスケジュールをご参照の上、希望日時をご連絡くださるとたいへんスムーズです。

グループレッスンや外部での講座のある時間帯は、恐れ入りますが、マンツーマンレッスンをお受けできません。

また、3月から、教室の外での特別講座が増えますので、下記も併せてお目通しください。

 

3月の予定(教室のマンツーマンレッスン以外)

 

 

  • 15日(水) 日中のグループレッスン

場所:教室 14:00から15:30(空席あり)

  • 17日(金) 夜のグループレッスン

場所:教室 19:30から21:00(空わずか)

☆ 詳細はこちらをクリック → グループレッスン

 

 

 

 

  • 25日(土) 三遊亭全楽師匠のおしゃべり爆笑講座 

場所:久ヶ原会館(一階小室) 14:00から16:30(要予約・空席あり)

☆ 詳細はこちらをクリック → 三遊亭全楽師匠のおしゃべり爆笑講座

 

 

 

  • 30日(木) いきいき笑顔 話し方教室

場所:久ヶ原会館(一階和室) 10:00から11:45(要予約・空席あり)

☆ 詳細はこちらをクリック → いきいき笑顔 話し方教室

 

 

 

 

 

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