二子玉川駅より徒歩14分
世田谷区野毛にある
ウエムラアキコの朗読教室
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虹
投稿日 2024年9月15日(日)
厳しい残暑でしたが、このところやっと朝晩が涼しい日も見受けられるようになりました。
夏場は11月に催す十周年記念朗読会のために(教室は11年目に入りましたが)あれこれ作業に勤んでおりました。
朗読する生徒さんは12名、朗読作品は10作品でその全てにイメージ映像を作りました。
今は目下BGMとして演奏するピアノ曲の猛練習です。
暑いのが苦手なので頭はよく働かず外出も億劫でしたが、近頃は涼風のお陰で犬の散歩のときも幾分か心のうちが整います。
今朝は雨後でもないのに空に虹がかかっていました。多摩川の向こう岸では降ったのかもしれません。
虹を見ると
「虹の橋」
野口雨情(1882-1945)
「にじのはしがかかるとき」
今西祐行(1923-2004)
という二作品を思い出し、胸が熱くなります。
どちらもたまらなく切ないお話なのです。
さて、朝の読書や朗読の練習、また教室の生徒さん用に朗読教材を選ぶとき、と、何かにつけ私がいつもお世話になっているのがインターネット電子図書館「青空文庫」です。
種々のご苦労がありながら「青空文庫」を長く運営されているボランティアの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
五十音分類にされた作家別、作品別のリンクからパブリックドメイン著作を探せる他、ワード検索機能を使えば文中の言葉も容易に見つけ出すことができます。
これが本当にありがたいのです……
私はよく風物詩、風俗習慣などの文言で検索して教材探しを行います。
例えば「フロックコート」と検索してみると、ざっと数えただけでも100件以上の作品名や文中がヒットします。
今日は「虹」と検索してみようと思います。
青空文庫